【砺波市の中学生へ】中間テスト廃止で気を付けたいこと
単元テスト・確認テスト化で中学生に起こる変化とは
今年度から、一部の中学校で中間テストが『単元テスト』『確認テスト』へと変更されます。
個人的には、様々な点で非常に心配をしています。
特に2・3年生は今まで中間テストを経験していますが、1年生は未経験です。個々の生徒の受け止め方によっては、定期テストの『重み』を感じにくくなる可能性があります。
期末テストの負担増加と学力格差への懸念
期末テストは従来通り実施されるとのことですが、今度は試験範囲の拡大による、生徒のモチベーション低下が懸念されます。
もちろん、自覚と意識を持った生徒は、先手先手で対策を進めると思います。
しかしその一方で、『学力格差の広がり』がさらに生じる可能性も高まると感じています。
単元テスト・確認テストで変わること
特に変わったと感じる点は、
- 試験範囲表に「範囲」しか記載されず、学習ポイントが書かれないこと
- 試験日程がまばらになること
- 部活動の停止期間がないこと
です。
これらは、学生にとって宿命でもある試験に対する『場に緊張感が走らない』状況につながるのではないかと思います。
ただでさえ学習内容が難しくなっている現状では、ますます教科を問わずテスト結果へ影響することは容易に予想されます。
私が最も恐れているのは、学年全体の学力低下傾向に拍車が掛かる可能性です。
以前にも「中間テスト廃止」があった
私は以前、家庭教師派遣会社で勤務していた頃、ある中学校で今回と同じように中間テストがなくなった時期を経験しました。
しかし結果として、『数年後に中間テストが復活』しました。

理由は定かではありませんが、既に述べたような懸念が実際に生じたことが原因ではないかと、今でも感じています。
砺波市で勉強を頑張る中学生へ伝えたいこと
砺波市で学ぶ中学生、そして保護者の皆さまに、ぜひ覚えておいていただきたいことがあります。
①単元テスト・確認テストでも決して気を抜かないこと
「中間テストではないから大丈夫」と考えないことが大切です。
②今まで以上に“積み重ね”を意識すること
日頃から、自分に厳しく学習を積み重ねる姿勢が必要になります。
③ 分からないことを放置しないこと
分からないことや、あやふやな内容は、その日か数日以内に解決する意識を持つことです。
④ 自分で時間をコントロールすること
部活動や学校生活が忙しい中でも、『時間』を自分の意志で管理する力が重要になります。
⑤ 上手くいかなかった時は原因を分析すること
仮に思うような結果が出なくても、原因を確認し、次回へ活かすことが大切です。
「各自の学習スタイル」を確立することが大切
点数や順位が全てではありません。
それ以上に大切なのは、早い段階で『自分自身の学習スタイル』を確立することです。
これは長期的に見れば、生徒にとって大きな『財産』になります。
もちろん簡単なことではありません。
しかし、
- 本人が納得する結果を出すこと
- その結果を出し続けようと意識すること
が大切だと思っています。
時にはスランプに陥ることもあるでしょう。
それでも、少なくとも「意識し続けること」が大事です。
勉強は「試行錯誤」の連続
私は、勉強=試行錯誤の連続だと考えています。
今回、従来の中間テストのスタイルがなくなることで、子どもたちにとって大切な「試行錯誤の場」が減ってしまわないことを願っています。
